ダウンロードしたHerculesとMVS3.8のインストール
HerculesとMVS3.8のインストール
インストールは非常に簡単です。インストーラーもありません。ダウンロードした「MVSR38.zip」を適当なドライブに解凍してコピーしてください。Cドライブ以外のドライブがあるならば(DやEなど)、そちらへコピーした方がいいでしょう。それでインストールは終わりです。レジストリは使用されませんし、Windowsの再起動も必要ありません。
3270エミュレーターのセットアップ
職場で使用するパソコンなどにインストールする場合、そのパソコンに普段の作業で使用する3270エミュレーターが入っていればそれをそのまま利用することができます。ただし富士通の6680エミュレーターや日立の560/20エミュレーターでは利用できません。PCに導入済みのエミュレーターを利用する場合は接続先ホストアドレスを次のように設定してください。
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IPアドレス: localhost(127.0.0.1)
ポート番号: 3270
3270エミュレーターを持っていなければ、MVSR38フォルダ内には再配布可能なフリーの3270エミュレーター(wc3270)を同梱してありますので、それを利用することができます。無料なので機能やカスタマイズ面で有償ソフトに劣りますが、贅沢は言えません。
このエミュレーターはWindowsのコマンドライン・ベースのエミュレーターで、インストール不要ですから同梱のショートカットを使用すればそのまま起動できます。
※MVSR38フォルダをDドライブ以外にコピーした場合は、その中にある「MVSR38マスターコンソール.lnk」および「MVSR38VTAMターミナル.lnk」のショートカットのプロパティを変更して、正しいドライブやフォルダーを示すようにしてください。

HerculesとMVS3.8の起動
オペレーションの実際に関しては、ダウンロードした「MVSR38.zip」内に入っている「実習用MVSとHerculesの操作ガイド.pdf」に記載してあります。必要に応じて参照して操作して見て下さい。