Archive for '..メインフレーム入門' Category
.このカテゴリーについて
このカテゴリーは「メインフレーム・コンピューター」はどんなものか、何に使われるか、どんな仕組みを持っているかなどについて紹介しています。
01.メインフレーム・コンピュータとは
メインフレーム・コンピュータは、主に企業の基幹業務処理や、大学や研究機関における科学技術計算処理などに利用されてきた、「大型汎用機」あるいは単に「汎用機」とも呼ばれる大規模なコンピュータ・システムです。汎用機と呼ばれます […]
02.メインフレームはどのように使われるか
メインフレーム・コンピュータでのプログラムによる処理は大きく2つの形態に分かれ、それぞれバッチ処理・オンライン処理と呼ばれます。さらにオンライン処理に類似したものとして対話型処理と呼ばれるものがあります。 バッチ処理 バ […]
03.メインフレームのアーキテクチャ
メインフレーム・コンピュータにおけるアーキテクチャは、コンピュータ・システムの根幹となる考え方で設計思想と呼ばれます。ハードウェアとしての個々のメカニズムがどのような機能を持ち、どのように連係して、システムを構成するかを […]
04.メインフレームのハードウェア(CPUとチャネル)
プロセッサー CPUはメインフレームではプロセッサーと呼ばれます。PCで言えばCPUとマザーボードを組み合わせ、メモリーを実装したものです。PC同様メインフレームにもケースがあって筐体と呼ばれます。またCPUは初期のシス […]
05.メインフレームのハードウェア(ディスクとテープ)
データの記憶装置として最もよく使われる点はメインフレームも他のコンピューターでも同じです。一般的に使われるIBM社の3390-3型ディスクは1ボリューム当り約2.8GBバイトの容量を持っています。大量のディスク装置を接続 […]
06.メインフレームのハードウェア(その他の装置)
プリンター装置 業務用アプリケーションを始めとする、プログラム処理の出力結果を印刷するために使われます。メインフレームではユーザープログラムから直接アクセスすることはなく、JES(Job Entry Subsystem) […]
07.メインフレームのしくみ(PSWとレジスタ)
PSWとレジスター PSW(Program Status Word:プログラム状態語)は、CPUの現在のさまざまな状態と次に実行すべき命令のメモリー上のアドレスを持つ、64ビットで構成される特殊なレジスターです。(zアー […]
08.メインフレームのしくみ(割込み機構)
割込み機構 「割込み」とはいつ発生するかわからない事柄について、それが起きたときに教えてもらう仕組みです。最もわかりやすい例が電話です。電話は自分が掛けるならば、いつ掛けるかがわかりますし自分で決められます。でも逆に掛か […]
09.メインフレームのしくみ(仮想記憶機構)
仮想記憶機構 現在では1プロセッサー(ボード)あたり128GBものメモリーを装着できます。しかしこれは相当な大規模システムの話で、一般的には多くて数GBと言ったところでしょうか。メモリーは複数のCPUで共有使用されます。 […]
10.メインフレームのしくみ(記憶保護機構)
記憶保護機構 メモリー上にはプログラムとデータが置かれます。それらはOS自身やOSが使用するシステム制御用のデータ、一般ユーザーが作成した業務用アプリケーション・プログラムとデータに分かれますが、メモリー上では混在して配 […]
11.メインフレームのオペレーティング・システム
「メインフレーム入門」の最後にOSについて紹介します。IBM,富士通および日立のメインフレーム・コンピュータに関してです。ここに述べたもの以外にもNECのACOS『ウィキペディア(Wikipedia)』など他にもあります […]