Archive for 'OSの互換性' Category
コントロール・ブロックのマッピング
コントロール・ブロックのマッピング 多くのシステム・プログラム製品はOSのコントロール・ブロック(制御表)を参照します。古くからあるメジャーなコントロール・ブロックは、その構造やフィールド名にも互換が多く、比較的移植がし […]
z/OSソフトウェア製品移植のための前提知識(オブジェクト、ロードモジュールの互換)
オブジェクト、ロードモジュールの互換性 オブジェクト・モジュール アセンブラーやコンパイラーの出力である、オブジェクト・モジュールのフォーマットにも互換がある。ただしLEなどによって生成される、XOBJ形式、GOFF形式 […]
z/OSソフトウェア製品移植のための前提知識(命令やマクロの互換・ソースレベルの互換)
ソースコードの互換性 CPUアーキテクチャが同じなので、命令の形式、機能は同じである。アセンブラー言語としての文法も同じだから、MVSのアセンブラー・コードはそのままアセンブルできる。OSの制御表を参照せず、OSのマクロ […]
z/OSソフトウェア製品移植のための前提知識(OS機能の互換)
OS機能の互換 コンパチOSであるので、OSの内部構造、機能、API、ユーザー・インタフェース(コンソール・オペレーター、TSOユーザー)は同じ(であった)と考えてよい。過去形にしたのは理由がある。1つ1つ細かくあげつら […]
英小文字メッセージの扱い
海外のISV製品のほとんどは、コンソール、ターミナル、などへの出力メッセージに英小文字(lowercase character)が使われている。国産OSでは基本的にカタカナを使うEBCDICコードを使うため、「abcde […]
z/OSソフトウェア製品移植のための前提知識(一般論)
最初にカテゴリーを作ってから随分と日が空いてしまったが、z/OS(MVS)オペレーティング・システム用ソフトウェア製品を、富士通のMSPあるいは日立製作所のVOS3に移植するための、知識、手法、環境その他、について、まと […]
ユーティリティ
MVS,MSPおよびVOS3では多くのユーティリティ・プログラムに互換があります。プログラム名は違っても機能、JCL、制御文などはまったく同じかほとんど同じと言っていいものが多いです。特に古くからある伝統的なユーティリテ […]
カタログの思い出
カタログについて、歴史的経緯と個人的思い出を書いておきます。 もともとメインフレームでは、MVS以前のMVTのころからCVOLという考え方がありました。データセットリストを記憶しておくデータベースみたいなもので、IEHP […]
MSPやってる人が新たにXSPも使わないといけなくなったら
富士通にはMSPとXSPと言う2つのOSがあります。MSPはMVSと互換を持ったOSです。MVSとMSPとVOS3は基本的に同じなので、いずれかを知っていればこの3つの中ならすぐ応用が利きます。ところがXSPとなるとだい […]
DFP・31ビットモード・プロセッシング
MVSでは当初からQSAM、BSAM、BPAM等によるデータセットのアクセスは24ビットモード・プロセッシングが基本でした。ベーシックなI/OメカニズムはCCWも含めMVS/XAの時点で31ビット化されていましたがQSA […]
MVSとMSP/VOS3
長い間システムプログラマーとして海外のMVS用パッケージ・ソフトを富士通のMSP、日立のVOS3でも動くようにするためのプログラム開発(ポーティングとかローカライズとか呼ばれる)をしてきた。比較的マニアックでディープな部 […]