データセットを使用しているのは、誰?

By 渡辺 - Posted: 2009/09/01 Last updated: 2010/03/07 - One Comment
ISPF 3.2画面や3.4画面で、データセットをリネーム・削除など、排他制御が必要な
オペレーションを実施したときに、右上に「データセット使用中」という表示が出て、
オペレーションができないことがあります。
データセット使用中

これは、他のユーザーなりタスクが、そのデータセットを使用しているためです。
F1キーを2回押してみると、簡単に、そのデータセットを使用しているユーザーやタスクが
わかります。
データセット競合
MVSコマンドで調べるときには、下記のコマンドでどうぞ。
D GRS,RES=(*,SYS1.LINKLIB)
ISG343I hh.mm.ss GRS STATUS 271
S=SYSTEM  SYSDSN   SYS1.LINKLIB
SYSNAME        JOBNAME         ASID     TCBADDR   EXC/SHR    STATUS
xxxx      XCFAS              0006       009FD0C8   SHARE      OWN
xxxx      LLA                0016       009FD0C8   SHARE      OWN

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One Response to “データセットを使用しているのは、誰?”

Comment from shok
Time 2013年7月12日 at 01:14

VOS3では、データセットを掴んでいるジョブ/TSSを調査するためにTSSコマンドとして「KNOCKDS」を提供しています。

KNOCKDS データセット名 と入力します

上記で指定したデータセットが他のJCLのDDやTSSのALLOCで掴まれている場合にはそのジョブ名と排他の状態(OLDやSHRなど)が表示されます