INTRDR

By 神居 - Posted: 2009/09/30 Last updated: 2010/06/18 - Leave a Comment

INTRDR:Internal reader,内部読み取りプログラム。

ジョブはJES2によって実行されますが、そのジョブを定義したJCLを読み取る機能がリーダーです。JES2のリーダーは元々、紙カードに記録されたJCLを読み取るため、カードリーダー・デバイスに対してI/Oを行っていました。今では紙カードもカードリーダーもまず使われることはなく、代わりにDASDや磁気テープ上のデータセットにJCLが作成されます。そこに書かれたJCLを読み取るのが、JES2のINTRDR(内部読み取りプログラム)です。

INTRDRはプログラムではあるものの、呼び出して使うサブルーチン的なものではなく、JCLのDD文に定義して使用するか、TSOやISPFなど対話処理のコマンドによって間接的に使用します。この時に使用されるコマンドがSUBMITであることから、INTRDRにジョブを読み取らせることを、JCLをサブミットするなどと呼んでいます。


INTRDRの使い方1


INTRDRの使い方2


INTRDRの使い方3

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