01.4共通域のGETMAINとアンカーポインター(NAME/TOKEN)

By 神居 - Posted: 2010/09/24 Last updated: 2010/09/25 - One Comment

複数のジョブで構成されるソフトウェア、ジョブをまたがってデータをやり取りするようなソフトウェア(例えば通信サーバー、データベースなど)では共通域を使ってデータをやり取りすることができます。多重アドレス空間のMVSではジョブ内のメモリーはそれぞれ独立しているので、他のジョブのリージョン内領域を参照することは容易ではありません。現在のMVSではクロスメモリー・サービスも利用できますが、多くのソフトウェアは共通域であるCSAを利用する方法を採ってきました。この場合、CSAにデータを受け渡す領域を用意し、WAIT/POSTで互いの同期を取るような方法が使われます。


共通域(CSA)のGETMAIN


ジョブ間での同期取り


NAME/TOKENサービスを使ったアンカーポインター

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One Response to “01.4共通域のGETMAINとアンカーポインター(NAME/TOKEN)”

Comment from HC Tsai
Time 2011年3月5日 at 22:47

This good document explain z/OS Name/Token service, could translate it to english. thanks