IPOUPDTE、CPPUPDTE
By 神居 - Posted: 2011/06/16 Last updated: 2011/06/18
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CPPUPDTE:PDSメンバーの文字列一括変換ユーティリティ・プログラム
メンバー内の文字列を変更するには、ISPFエディターのCHANGEコマンドを使う方法がよく知られています。しかしメンバー数が1つや2つならともかく、10、20あるいは数十、数百となったら、とても手作業ではやってられません。そこでバッチ処理による文字列一括変換を行えると便利です。MVSではOSとしての文字列一括変換ユーティリティーは提供していませんが、IBMはServerPacプログラムとしてCPPUPDTEというユーティリティーを提供しています。
※以前はIPOUPDTEと言う名前で提供されていました。
CPPUPDTEの実行サンプル
//PDSUPDTE EXEC PGM=CPPUPDTE,PARM=UPDATE //STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=CPP1.LOADLIB //SYSPRINT DD SYSOUT=* //@PDSLIB DD DISP=SHR,DSN=UAP1.JCLLIB //SYSIN DD DATA //JOBCAT<//*JOBCAT< //STEPCAT<//*STEPCAT< /* //
使い方は米国IBMのサイト「CPPUPDTE program for ServerPac」にあります。
また、当サイトにも「文字列一括変換」という別ページに解説があります。
なお、CPPUPDTEがシステムに導入されていない場合などは、同等機能を持つフリーソフト( PDSUPDTE)がありますので、そちらを利用できます。JCLとパラメーターはCPPUPDTEと互換があります。
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