TASIDはIBM社が提供するMVS（z/OS）のシステム動作状況をTSO端末上でモニターすることができる無料のプログラムです。
SDSFのDAパネルを拡張したようなもので、ジョブやアドレス空間の状況だけでなく、ENQ競合、仮想ストレージ内容の表示、アクティブデバイスの一覧、DASDの空きスペース状況、仮想ストレージ・マップなどなどかなりディープな情報を知ることができます。使いこなすにはMVSの内部構造や機能に関する知識をそれなりに必要としますが、システムプログラマーや運用担当者であればインストールしておくと便利なツールです。

スクリーン・サンプルはこちらにあります。TASID: System information and a whole lot more

ダウンロードはこちらからできます。IBM – ISPF for z/OS – TASID Installation Instructions
USのサイトですがダウンロード・ページに進むと日本語に機械翻訳できるサービスも付いてます。

ISPFパネルモジュールがTASID本体に組み込まれたものと、プログラムとパネルがセパレートされているものと2種類ありますが、パネル組み込み版がインストールが簡単です。