メインフレーム・マニュアル一覧(知識編)

By 神居 - Posted: 2008/09/16 Last updated: 2016/02/27 - 2 Comments

マニュアル一覧の続きです。
ここでは、MVS(MSP,VOS3)の知識をより深め、DB/DCなどのミドルウェア製品を利用したり、システム・プログラミングを行ったりするためにも必要な、基盤となる技術を習得する上で役立つマニュアルをリストアップしました。MVSの機能を元に一般的なカテゴリーで分類してあります。
※マニュアル名称、資料番号は3段に分けて記載してあります。上段がMVS(z/OS)、中段がMSP、下段がVOS3に対応したマニュアルです。


タスク管理・メモリー管理


データ管理


ジョブ管理・JES2(JES,JSS3)


システム管理


ネットワーク(VTAM・TCP/IP)


セキュリティ(RACF)


ネットワーク(TCP/IP)に関して現在、日立ではXNF/TCPのマニュアル以外にXNF/TCP/CSS560のマニュアルも必須になっています
TSS(TSO)端末は以前は、専用線やパケット回線、モデムを通じて専用端末(DAM端末)が一般的でしたが、今は企業内LAN等で560/20エミュレータ(S3270エミュレータ)のソフトウェア(CommuniNet:コミュニネット)となっています。
そのため、CommuniNetのCSS560プロトコルとアクセスするため、メインフレーム側にXNF/TCP/CSS560が必要です

CommuniNetにはサーバタイプ(COS:CommuniNet Object Server)もありますが、COSはサーバ配下で同時にメインフレームにアクセスできるTSS端末を制御するソフトであり、XNF/TCP/CSS560が必要なことに変わりません
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2 Responses to “メインフレーム・マニュアル一覧(知識編)”

Comment from shok
Time 2013年7月12日 at 00:10

「TRUST E2」の表記についてです

社内ではRACF相当のソフトウェアとして「TRUST E2」は使っていますが、社外的には「TRUST E2」は使わずに「総合利用者管理機能」という漢字表記になっています

理由は判っていないのですが、、
TRUST E2の表記を扱う場合はご注意下さい

Comment from okada
Time 2013年7月28日 at 02:03

TRUST表記ですが、他社の商標登録になっているとの確認が取れました。

ですから、日立では社外的にセキュリティ製品は「総合利用者管理機能」としており、TRUSTという文字は使っていません