Archive for '..基礎編' Category
01.MVSの構成
このカテゴリーでは大型汎用機用の代表OSである、IBM社の「MVS」について、その概要やポイントなどを紹介します。その他にも関連する話題を適宜追加したりもします。現在ではMVSは「z/OS」の名称になっていますが、OSの […]
02.ジョブ管理
ジョブとプログラム コンピュータで何らかの処理を行うためには、その処理の内容を1つ1つとても細かい手順としてあらかじめ記述しておかなければなりません。これがプログラムです。プログラムを動かすことによって始めてコンピュータ […]
03.ジョブ入力サブシステム
JES2(JES,JSS3) JES2はMVSのジョブ管理を補完するもので、ジョブ入力サブシステム(Job Entry Subsystem)と呼ばれます。OSであるMVSと連携してジョブ管理機能を構成しています。JES2 […]
04.メモリー管理
仮想記憶 コンピュータのプログラムは命令にせよデータにせよ、必ずメモリー上に置かれていなければCPUが処理することができません。プログラムが大きくなりデータ量も増えてくればそれに応じたサイズのメモリーが必要です。ところが […]
05.タスク管理
タスク タスクはCPUから見た作業の単位です。アドレス空間はジョブ(イニシエーター)に対して割り当てられますが、タスクはジョブ・ステップに割り当てられます。JCLのEXEC文で指定されたプログラムは、このタスクの下でCP […]
06.データ管理
データセットとファイル MVSではファイルを「データセット」と呼びます。Windowsでは一部のソフトウェアがファイルを「ドキュメント」と呼びます。しばしば同じ意味で使われますが、この場合のファイルとドキュメントは、デー […]
07.データセットの種類とアクセス法
DASDやTAPEなどのデバイス・ボリューム内に格納されるデータセットが、どのような形式でどのように構成されるかの概要について紹介します。 レコードとブロック、レコード形式 MVSではデータセットを構成する最小の単位をレ […]
08.システム管理
SMF(System Management Facilities) MVSの運用においてシステムとジョブに関連するさまざまな情報を収集する機能です。VOS3ではSMSと呼ばれます。システムの運用担当部門は直接のオペレーシ […]
09.ネットワーク
SNA(Systems Network Architecture )ネットワーク 初期のネットワークシステムにおいてはコンピュータ同様にハードウェアもソフトウェアも個々のシステム毎に設計・開発されていました。IBM社は複 […]
10.セキュリティ
昨今は非常に重要視されるセキュリティ機能はMVSにも備わっています。MVSではソフトウェアだけで行うもの、ハードウェアの機能も利用して行うものに分かれます。前者はデータの機密保持や情報漏洩およびデータ破壊などの防止、後者 […]
11.TSOとISPF
TSO(Time Sharing Option) MVSシステムで対話型処理を行うための機能がTSOです。コマンド型のプロセッサーでWindowsにおけるコマンドプロンプト(cmd.exe)と同等の働きをします。もちろん […]
12.オンライン・システムとデータベース
オンライン・リアルタイム処理システム バッチ処理系OSとして発展してきたMVSですが、汎用OSでもあるため古くからオンライン・リアルタイム処理システムの構築にも用いられてきました。オンライン・リアルタイム処理システムは元 […]