Archive for 'OSの互換性' Category

コントロール・ブロックのマッピング

By 神居 - Posted: 水曜日, 12月 2, 2009

コントロール・ブロックのマッピング 多くのシステム・プログラム製品はOSのコントロール・ブロック(制御表)を参照します。古くからあるメジャーなコントロール・ブロックは、その構造やフィールド名にも互換が多く、比較的移植がし […]

z/OSソフトウェア製品移植のための前提知識(オブジェクト、ロードモジュールの互換)

By 神居 - Posted: 金曜日, 10月 23, 2009

オブジェクト、ロードモジュールの互換性 オブジェクト・モジュール アセンブラーやコンパイラーの出力である、オブジェクト・モジュールのフォーマットにも互換がある。ただしLEなどによって生成される、XOBJ形式、GOFF形式 […]

z/OSソフトウェア製品移植のための前提知識(命令やマクロの互換・ソースレベルの互換)

By 神居 - Posted: 水曜日, 10月 21, 2009

ソースコードの互換性 CPUアーキテクチャが同じなので、命令の形式、機能は同じである。アセンブラー言語としての文法も同じだから、MVSのアセンブラー・コードはそのままアセンブルできる。OSの制御表を参照せず、OSのマクロ […]

z/OSソフトウェア製品移植のための前提知識(OS機能の互換)

By 神居 - Posted: 土曜日, 10月 17, 2009

OS機能の互換 コンパチOSであるので、OSの内部構造、機能、API、ユーザー・インタフェース(コンソール・オペレーター、TSOユーザー)は同じ(であった)と考えてよい。過去形にしたのは理由がある。1つ1つ細かくあげつら […]

英小文字メッセージの扱い

By 神居 - Posted: 金曜日, 10月 16, 2009

海外のISV製品のほとんどは、コンソール、ターミナル、などへの出力メッセージに英小文字(lowercase character)が使われている。国産OSでは基本的にカタカナを使うEBCDICコードを使うため、「abcde […]

z/OSソフトウェア製品移植のための前提知識(一般論)

By 神居 - Posted: 金曜日, 10月 16, 2009

最初にカテゴリーを作ってから随分と日が空いてしまったが、z/OS(MVS)オペレーティング・システム用ソフトウェア製品を、富士通のMSPあるいは日立製作所のVOS3に移植するための、知識、手法、環境その他、について、まと […]

ユーティリティ

By 神居 - Posted: 水曜日, 11月 19, 2008

MVS,MSPおよびVOS3では多くのユーティリティ・プログラムに互換があります。プログラム名は違っても機能、JCL、制御文などはまったく同じかほとんど同じと言っていいものが多いです。特に古くからある伝統的なユーティリテ […]

カタログの思い出

By 高尾 - Posted: 火曜日, 10月 28, 2008

カタログについて、歴史的経緯と個人的思い出を書いておきます。 もともとメインフレームでは、MVS以前のMVTのころからCVOLという考え方がありました。データセットリストを記憶しておくデータベースみたいなもので、IEHP […]

MSPやってる人が新たにXSPも使わないといけなくなったら

By 神居 - Posted: 日曜日, 10月 26, 2008

富士通にはMSPとXSPと言う2つのOSがあります。MSPはMVSと互換を持ったOSです。MVSとMSPとVOS3は基本的に同じなので、いずれかを知っていればこの3つの中ならすぐ応用が利きます。ところがXSPとなるとだい […]

DFP・31ビットモード・プロセッシング

By 神居 - Posted: 水曜日, 10月 22, 2008

MVSでは当初からQSAM、BSAM、BPAM等によるデータセットのアクセスは24ビットモード・プロセッシングが基本でした。ベーシックなI/OメカニズムはCCWも含めMVS/XAの時点で31ビット化されていましたがQSA […]

MVSとMSP/VOS3

By 神居 - Posted: 日曜日, 9月 21, 2008

長い間システムプログラマーとして海外のMVS用パッケージ・ソフトを富士通のMSP、日立のVOS3でも動くようにするためのプログラム開発(ポーティングとかローカライズとか呼ばれる)をしてきた。比較的マニアックでディープな部 […]