Archive for 'システムプログラマーのための手引きいろいろ' Category

ISPFの画面データをトレースする

By 神居 - Posted: 金曜日, 6月 20, 2014

ISPFでの表示画面のデータ(3270データストリーム)は、ISPFのシステム・コマンドでトレース・データとして採取することができます。画面データのトレースなど、普通にISPFを使う分には不要な作業ですが、何らかのトラブ […]

複数のデバイスのUCBを求める

By 神居 - Posted: 水曜日, 7月 18, 2012

複数(すべて)のデバイスのUCBを求める すべてのデバイス、あるいは特定の装置群のデバイス(例えば、ディスク装置、テープ装置)のUCBを求めたい場合がある。デバイスにI/Oを行うのではなく、システム上のデバイスをリストア […]

特定のデバイスのUCBを求める

By 神居 - Posted: 日曜日, 7月 1, 2012

特定のデバイスのUCBを求める QSAMなどのアクセス法を使わずCCWを自分で組み立て実行させるような場合でも、アクセスするデバイスをJCLのDD文で定義してOPENマクロで予めオープンしてからアクセスするのであればUC […]

STACKマクロによるTSOコマンド出力のトラップ

By 神居 - Posted: 金曜日, 12月 30, 2011

STACKマクロによるTSOコマンド出力のトラップ z/OS(MVS、OS/390)のTSOでは、CLIST内で発行したTSOコマンドの出力メッセージは、システム変数「SYSOUTTRAP」と「SYSOUTLINE」によ […]

OPコマンドを待ち合わせるECBをECBLISTでWAITする時の注意

By 神居 - Posted: 金曜日, 9月 10, 2010

オペレーター・コマンド待ち合わせのECBをECBLISTに含める場合の注意 MODIFY/STOPコマンドによってオペレーター・コマンドを受け取るには、EXTRACTマクロでCOMエリアのアドレスを求め、そこからポイント […]

UPTとECTを動的に求める

By 神居 - Posted: 土曜日, 11月 14, 2009

ただの備忘録です。バッチやTSOなど、動く環境を固定しないで、呼び出された環境に応じて、メッセージを出力するサブルーチンを作るような場合に使えます。TSOでもTPUTとかで十分ですが、バッチTSO環境でSYSTSPRTに […]

LOAD発行時にABENDS106となるケース

By 神居 - Posted: 金曜日, 9月 4, 2009

MSPでの発生事例からの紹介ですが、MVS、VOS3でも同じことが言えます。 ISVにいた時、あるソフトウェア製品で経験したものです。STCタスクとして常駐運用させるソフトで、ユーザー出口ルーチンをサポートしています。ユ […]

ありがたいOSコマンド集(SLIPコマンド)

By 神居 - Posted: 木曜日, 11月 20, 2008

SLIPコマンド設定状況の表示 D SLIP D SLIP=id SLIPトラップの設定状況を一覧で表示する。idを指定すればそのSLIPトラップに関する詳細を表示する。 SLIPコマンド・サンプル集 SLIP SET, […]

ダンプの採取とフォーマット

By 神居 - Posted: 木曜日, 11月 6, 2008

ダンプとはプログラムおよびプログラムが使用しているメモリー上のデータを、診断のためにデータセットに書き出したものです。プログラムが動いているジョブのアドレス空間のメモリー内容が出力されます。MVSではプログラムが異常終了 […]

GTFトレースの採取とフォーマット

By 神居 - Posted: 火曜日, 10月 28, 2008

MVSにはGTFと呼ばれる汎用トレース機能があります。MVS自身の動作やアプリケーション・プログラムなどの動きをシステムのレベルでトレースする機能です。一般のプログラムのデバッグには向きませんが、アセンブラー言語で作成さ […]

区分データセットのディレクトリアクセス後のBPAM使用に関する注意

By 神居 - Posted: 金曜日, 10月 24, 2008

次のような手順でBSAMによりPDSのメンバーディレクトリを読み格納されているメンバー名を調べてから、その後でBPAMにより個々のメンバーの処理を行うようなプログラムを作る際の注意点。 DYNALLOC DIRを読むため […]

問題プログラムが原因でもシステムは落ちる

By 神居 - Posted: 金曜日, 10月 24, 2008

ちょっと驚かれるタイトルだったかも知れません。これは私の実体験から来ています。MVSのJCLではREGION=0M(No Limit)っていうのが指定できます。バーチャル2GB一杯まで使えるだけ使うってことです。Auth […]

アンカーポインターの持ち方

By 神居 - Posted: 木曜日, 10月 23, 2008

アンカーポインター(Anchor Pointer)をどこに持つかはシステム・プログラムにおいては重要なデザインとなる。有名なものにCVTUSERがあるが1つしかないため事実上使ってはならないフィールドである。タスク単位な […]

ラージDASD(3390-9型)の空きスペース管理

By 神居 - Posted: 水曜日, 10月 22, 2008

シリンダー数が4370cyl(x1112)以上になると総トラック数が65535(xFFFF)を超えてしまう。このため2バイトのトラックアドレスでは表現できなくなる。IBM 3390-9型、日立6588-9型がこれに当たる […]

アドレスモードによる分岐命令の動きの違い

By 神居 - Posted: 日曜日, 10月 19, 2008

アセンブラー講座のカテゴリーに載せるようなものですが、内容がシステムプログラマー向けなのでここにします。(これに限らずこのカテゴリーに載せている物はほとんどが昔自分用に作った備忘録なので内容はランダムです。)アセンブラー […]

古い技術を掘り起こす

By 高尾 - Posted: 日曜日, 10月 12, 2008

大規模システムをもったお客さんや、メーカーですらそうだと思いますが、古いプログラム、とくにシステム系のもので、いまや内容がよくわからない、というものはありませんか? 以外に以下にあげるようなトリックのために作られたものだ […]

PSWキー0で実行中にサブプール0にGETMAINするには

By 神居 - Posted: 木曜日, 9月 18, 2008

PSWキー0で実行中のプログラムが、サブプール0(またはサブプール指定なし)でGETMAINしても、獲得される領域はSP=0ではなく、SP=252(StorageKey=0)の領域となる。そのため異なるキーで実行される複 […]